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Surface Proでキーボードを認識しないときの対応方法

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Surface Proでキーボードを認識しないときの対応方法

Surface Proの純正タイプカバーは調子が悪く認識しないことがあります。そんな時に試してみるべきことを記載しました。

調子がわるいことが続くと、「そろそろPCの買い替え時か…」と思ってしまいがちですが、PCは高いのでその前に試せることは試しておきましょう。

買い替え前に試すこと

Windowsを再起動してみる

何らかの理由でWindowsが不安定になっている可能性があるため、Windowsの再起動をしてみてタイプカバーが認識されるかを確認します。

Windowsが不安定になる理由は様々あります。それぞれの理由を調べることは無理なので、深く考えずまずはWindowsの再起動を試してみましょう。

タイプカバーを複数回脱着してみる

Surface Proを持ち運んでいる間に、タイプカバーの接続部が接触不良になっている場合があります。複数回脱着をして確実に接続していることを確認してSurfaceを再起動してみます。

タイプカバーの接続部を掃除してみる

長い間Surface Proを使用していると、タイプカバーの接続部にホコリ等が挟まり接触不良になっている場合があります。Surfaceの電源を落とした後、不織布などやわらかい布でタイプカバーの接続部にある金属の端子をふき取り、Surfaceの電源を入れてみます。

強制シャットダウンしてみる

強制シャットダウンをするとタイプカバーを再度認識する場合があります。理由は分かりませんが、私はこの方法で再度認識する場合が何度もありました。

Surface Proの強制シャットダウンの方法は世代によってことなります。それぞれの世代の強制シャットダウン方法はMicrosoftのサイトに記載されていますので、こちらを参照してください。

強制シャットダウン

トラブルシューティングを実行してみる

キーボードに限りませんが、Windows10の「トラブルシューティング」はとても優秀で、多くのトラブルはこれで解消します。「トラブルシューティング」は以下から実行できます。

スタートボタン > 設定 > 更新とセキュリティ > トラブルシューティング

Windows10のトラブルシューティングは自動で問題の検出から解決までを実行します。すべてのトラブルを解決してくれるわけではありませんが、キーボードに限らず、なにかトラブルにあったら一度は実行してみることをお勧めします。

キーボードのドライバーを削除してみる

キーボードに限らずハードウェアを動作させるために必要なドライバーに適切なドライバーが使用されていない場合に認識しない可能性があります。そのため、いったんドライバーを削除し適切なドライバーを再インストールすることで解消する場合があります。

ドライバーを削除するには、デバイスマネージャーを開いて、キーボードのドライバーをすべて削除します。その後PCを再起動します。こうすることでWindowsが適切なドライバーを自動的にインストールしてくれます。

タイプカバーのドライバーをインストールしてみる

上記でWindowsが適切なドライバーを自動的にインストールしてくれると書きましたが、適切なドライバーが見つからず、汎用的なドライバーをインストールする場合があります。例えば、Windowsが内部に持っているドライバーに適切なものが見つからない場合などです。

このような場合、PCのメーカー(Surface Proの場合はMicrosoft)が作成している適切なドライバーをメーカーサイトからダウンロードして、手動でインストールすると治る場合があります。

Surfaceのドライバーは以下のMicrosoftのサイトからダウンロードができます。Surfaceの世代によりドライバーが異なりますので、適切なファイルをダウンロードしてインストールしてください。

Surface用のドライバーとファームウェアをダウンロードする。

Windows Updateをしてみる

Windows Updateを実行して、最新の状態にすると治ったりする場合があります。ここまでの手段で治らない場合は念のためWindows Updateを実行してみます。

キーボードを買い替える

ここまでの手段で治らない場合、残念ながら経年劣化等のハード原因でタイプカバーが故障した可能性が高いです。その場合、タイプカバーを買い替えるということになりますが、Microsoft純正のタイプカバーはとても高いです。そのため、純正のタイプカバーよりも安価に入手可能な互換タイプカバーと、Bluetoothキーボードも紹介します。

純正タイプカバー

やはり少し高くてもやはり純正タイプカバーが一番おすすめの選択肢です。とくに持ち運んでキーボードを使用する作業が多い場合は、純正タイプカバーをお勧めします。

互換タイプカバーは純正タイプカバーをとてもよく再現していますが、互換タイプカバーではバッテリーを必要とするため、持ち運んでの作業にはやはり純正タイプカバーには及びません。

互換タイプカバー

Surface Proに接続可能な互換タイプカバーとしては、ATiCのタイプカバーがお勧めです。ATiCのタイプカバーは純正のタイプカバーをかなり忠実に再現しているので、タイプカバーの使い勝手はそのまま安く手に入れたいという方にお勧めです。

例えば、純正タイプカバーと同様、キーが斜めに角度が付くようにSurface Pro本体の下にマグネットでくっつくようになっていますし、キーボードをカバーのように閉じた際に開かないようにマグネットでくっつきます。このあたりの再現性の高さはうれしいですね。

また純正と同様にキーボードのバックライトもついています。(ただし、純正のように閉じるとスリープモードにはなりません。)

純正と異なる点としては以下があります。

  1. Surfaceとタイプカバーの通信がBluethoothである
    タイプカバーしよう前にペアリングが必要になりますが、一度ペアリングをすれば以降は設定不要です。
  2. バッテリー駆動である
    バッテリー駆動なので、microUSBケーブルでSurfaceと接続して充電(もしくは充電器と接続して充電)する必要があります。この点で純正の使い勝手からは劣ります。

Bluetoothキーボード

タイプカバーのようにSurface Proのカバーとしても機能する、タイプカバーの使い勝手はとても優れています。ただ、そこまでお金をかけずにキーボードが使えればよい、という方にはBluetoothキーボードをお勧めします。

乾電池で動作するので充電の手間がなく、Bluetoothで接続するのでケーブルのわずらわしさもありません。何よりとても安価で利用できるところが最大の魅力です。

Bluetoothキーボードでお勧めなのが、モバイルバッテリーで有名なAnkerのA7726です。Ankerの製品はコスパが非常に高く、品質も高いのでお勧めです。

また、小型で驚くほど軽量です。タイプカバーのようにSurface Proの画面保護になりませんが、軽量で持ち運びには全く問題ありません。

2点だけ使い勝手で注意が必要です。

  1. キーボード配列が異なります。@"のキーが逆になっています。
  2. Windows10では製品付属の手順でBluetoothのペアリングが実行できない。

1点目のキーボード配列は慣れれば特に問題ありません。どうしてもキー配列が気になるという方は、キー配列を変えるツールというものがありますので、それらをインストールすればよいでしょう。

(2020/02/10現在、MicrosoftのPowerToysというツールでキー配列を変更できる機能を追加しているという情報があります。こういったツールを使えばキー配列は同じにすることができます。)

2点目のBluetoothのペアリングは、付属の手順ではFn+Zで接続できるとあるのですが、Windows10でこれを実行してもペアリングできませんでした。私は以下の手順でペアリングできましたので参考にしてください。

Windows10でのBluethoothペアリング手順

  1. +Iを押下し設定を開きます。
  2. [デバイス]をクリックします。
  3. [Bluetoothとその他のデバイス]から[Bluetoothまたはその他のデバイスを追加する]をクリックします。
  4. [デバイスを追加する]が表示されます。
  5. 「Anker A7726」の電源を入れ、Fn+Zを押下しペアリングを開始します。
  6. [デバイスを追加する]画面の[Bluetooth マウス、キーボード、ペン、オーディオまたはその他の種類のBluetoothデバイス]をクリックします。
  7. ペアリングが完了すると、[Bluetoothとその他のデバイス]に表示されます。
  8. ペアリングの完了です。
     これでキーボードから入力ができるようになりました。

タイプカバーとBluetoothキーボード、どっちがオススメ?

タイプカバーとBluetoothキーボードのどちらが良いと言われたら私はBluetoothキーボードをお勧めします。ハードウェアもやはり消耗品であることには変わりありません。いつか壊れます。特にタイプカバーは開閉部は非常に薄く作られているにも関わらず、日常的に開閉するため負荷がかかり壊れやすいのだと思います。

どうしてもカバーとしても使いたい、という場合はタイプカバーが良いと思いますが、そうでないならBluetoothキーボードの方が長く使えるのでお勧めします。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
また読んでくださいませ。
そんじゃーね。

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