PowerShellでファイルのプロパティを取得する

PowerShellでファイル操作をする場合、ファイルの種類やサイズなどの条件に応じて処理を変えたい場合があります。本記事では、その際に必要となるファイルのプロパティの詳細を取得する方法を記載します。

ファイルプロパティの詳細の取得

ファイルプロパティの詳細を取得するには、シェルオブジェクトのGetDetailsOfを使用します。GetDetailsOfの第二引数に渡すIDで取得するプロパティを指定します。

以下の例では、user32.dllの0～511までのファイルプロパティを取得しています。

# ファイルパスを取得する
$file_path = "C:\Windows\System32\user32.dll"
$dir_path = Split-Path -Path $file_path -Parent
$file_name = Split-Path -Path $file_path -Leaf

# シェルオブジェクトを取得する
$Shell = New-Object -ComObject Shell.Application
$Folder = $Shell.NameSpace($dir_path)
$File = $folder.ParseName($file_name)

# プロパティを取得する（とりあえず512個）
$total = 512
for ($i = 0; $i -lt $total; $i++) {
  # プロパティ名を取得
  $name = $Folder.GetDetailsOf($null, $i)

  # プロパティの詳細を取得
  $detail = $Folder.GetDetailsOf($File, $i)

  # 結果を出力
  Write-Host $i, $name, $detail
}

どのIDがどのプロパティになるかは、以下の一覧を参照ください。

ファイルプロパティの詳細一覧

GetDetailsOfの第二引数に渡すIDは以下の通りです

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます。
また読んでくださいませ。
そんじゃーね。

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