Windows10 リモートデスクトップの使い方

作成:2020.3.17 更新:2021.2.10

ここではリモートデスクトップの使い方を説明します。

リモートデスクトップとは、離れた場所にあるPCのデスクトップ画面を手元のPCに表示し、遠隔操作をする機能です。

テレワークが広まりリモートデスクトップを利用する機会が増えています。まだまだ、オフィスでの仕事が多いですが、いつでも使えるように準備しておきましょう。

リモートコンピューターの設定

リモートデスクトップを利用するには、あらかじめアクセス先のPCでリモートデスクトップを有効にする必要があります。

+Iで設定を開きます。
[設定]の[システム]を選択します。
　
[システム]で[リモートデスクトップ]を選択し、[リモートデスクトップを有効にする]を[オン]にします。
　
　
　確認メッセージが表示されたら、[確認]をクリックします。
　
　
　[リモートデスクトップを有効にする]が[オン]になったことを確認します。
　
接続先の「PC名」を確認します。
　リモートデスクトップの[このPC名を使用してリモートデバイスから接続する]のPC名を確認します。このPC名はアクセス元からアクセスする際に必要になります。
　
アクセス先の設定は完了です。

アクセス先の設定が終わったら、リモートデスクトップでアクセスします。

リモートデスクトップ接続は他のPCへのアクセスを許す機能のため、セキュリティの保護のための設定がも存在します。それらの設定が有効になっていると接続できない場合があります。

リモートコンピューターの電源が入っていて、リモートデスクトップ接続も有効になっているのに上記メッセージが表示される場合、リモートコンピューターのファイアーウォール設定が無効（通信を許可しない）になっている可能性があります。

その場合、リモートコンピューターのファイアーウォール設定でリモートデスクトップの通信を許可する必要があります。

+Rで「ファイル名を指定して実行」を開きます。
名前にfirewall.cplを入力し、OKを押下します。
　
[詳細設定]をクリックします。
　
[受信の規則]をクリックし、リモートデスクトップの規則が有効になっているか確認します。
　
　「リモートデスクトップ - シャドウ(TCP受信)」、「リモートデスクトップ - ユーザーモード(TCP受信)」、「リモートデスクトップ - ユーザーモード(UDP受信)」の３つの規則の[有効]列が[いいえ]になっている場合は、リモートデスクトップの通信が許可されていません。
リモートデスクトップの規則を有効にします。
　
　リモートデスクトップ - シャドウ(TCP受信)」、「リモートデスクトップ - ユーザーモード(TCP受信)」、「リモートデスクトップ - ユーザーモード(UDP受信)」の３つの規則を選択した状態で右クリックし、[規則の有効化]を選択します。
リモートデスクトップの規則が有効になりました。
　
　[有効]列が[はい]になっていれば規則が有効になっています。