【WordPress】wp-env+vscodeでWordPressの開発環境を作る方法
ここでは、wp-envとVisual Studio Code(VSCode)を使ったWordPress開発環境の作り方を記載します。
wp-envはWordPressのローカル環境です。wp-envは以下のような特徴があり、とても簡単に環境を導入できます。
- dockerファイルを書く必要がない
- npmコンポーネントとして開発プロジェクトに組み込めるため、プロジェクトをビルドしてすぐに試せる
- クリーンな状態にリセットできる
準備
・WSL2
・Docker Desktop for Windows
・Node.js
・Visual Studio Code
手順
- 任意の場所に作業フォルダを作成し、作成したフォルダに移動する
mkdir <作業フォルダ名> cd <作業フォルダ名>
- WordPress開発のひな形を作成し、作成されたフォルダに移動する
ブロック開発の場合npx @wordpress/create-block <作成するプラグインの名前> cd <作成するプラグインの名前>
- wp-envを開発環境のみにインストールする
npm install --save-dev @wordpress/env
- package.jsonのscriptにwp-envを追加する
以下をscriptの最後に追加することでnpmからwp-envを実行できるようになる。"scripts": { "wp-env": "wp-env" },
- wp-envを起動する
以下のコマンドを実行すると、dockerでWordPress環境のコンテナが作成される。npm run wp-env start
- WordPressのページが表示されることを確認する
ブラウザでhttp://localhost:8888
にアクセスします。 - WordPressの管理画面にアクセスする
ブラウザでhttp://localhost:8888/wp-admin
にアクセスします。
ユーザー名:admin、パスワード:passwordでログインできます。 - VSCodeを起動しプラグインの開発をする
作業フォルダで以下のコマンドを実行すると、VSCodeが起動します。code.
- プラグインをビルドする
プラグインに機能を追加して動作を確認したい場合は、以下のコマンドでプラグインをビルドします。ビルドするとすぐにWordPressに反映されます。npm run build
よく使うコンポーネント
npm install @wordpress/i18n --save
npm install @wordpress/block-editor --save
npm install @wordpress/components --save
npm install @wordpress/compose --save
npm install @wordpress/element --save
よく使うwp-envコマンド
wp-envコマンドはWordPress開発環境を操作するためのコマンドです。以下はよく使うwp-envコマンドです。
開始
WordPress開発環境を起動します。
wp-env start
停止
WordPress開発環境を停止します。
wp-env stop
クリーン
WordPress開発環境を初期状態に戻します。
wp-env clean all
破棄
WordPress開発環境を完全に削除します。
wp-env destroy
エラーの対処方法
「Error while running docker-compose command」
参考サイト
最後まで読んでいただきありがとうございます。
また読んでくださいませ。
そんじゃーね。
関連記事
SPONSORED LINK
SPONSORED LINK