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Windows10を決まった時間に自動的にシャットダウンする方法

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自動シャットダウン

僕の会社はPCのシャットダウン忘れがとても厳しいです。省エネというよりは、発火事故防止という安全面からPCのシャットダウンが監視されています。

人によってはノートPCのバッテリーを外して帰るという人もいますが、どうせなら自動的にシャットダウンするようにしたいですよね。

ここでは、Windowsのタスクスケジューラに自動シャットダウンタスクを登録して、PCを自動的にシャットダウンする方法をご紹介します。

タスクスケジューラでシャットダウンする方法

タスクスケジューラを起動する

まずは、タスクスケジューラを起動します。

[]+[X]でメニューを開き、[コンピュータの管理]を選択します。
Windowsメニュー

左のツリーから[タスクスケジューラ]を選択します。
タスクスケジューラ

タスクを作成する

メニューから[操作]-[タスクの作成]を選択すると、タスクの作成画面が表示されます。
タスクの作成画面

タスクの設定(全般)

[タスクの設定]-[全般]は以下のように設定します。
タスクの作成ー全般

オプション 意味
名前 タスクの名前です。
説明 タスクの処理内容を記載します。
ユーザーがログオンしているかどうかにかかわらずに実行する ユーザーがログオンしていない場合でもタスクを実行するため、これを選択します。

タスクの設定(トリガー)

[タスクの設定]-[トリガー]を設定します。[新規]ボタンを押下します。
タスクの作成ートリガー

すると、[新しいトリガー]画面が表示されるので、以下のように設定します。
新しいトリガー

オプション 意味
設定 タスクの実行頻度を設定します。ここでは[毎日]を選択します。
開始 タスクの開始日時を設定します。

タスクの設定(操作)

[タスクの設定]-[操作]を設定します。[新規]ボタンを押下します。
タスクの作成ー操作

すると、[新しいトリガー]画面が表示されるので、以下のように設定します。
新しい操作

オプション 意味
プログラム/スクリプト shutdown.exeを指定します。通常は、C:\Windows\System32\shutdown.exeとなります。
引数の追加 shutdown.exeに渡すオプションです。-s -t 60 -f -c "定時シャットダウン"と入力します。

なお、オプションの意味は以下の通りです。

オプション 意味
-s シャットダウン
-t 60 60秒後に実行する
-f 強制的に実行する
-c イベントログに残すコメント

タスクの設定(条件)

[タスクの設定]-[条件]は以下の通りに設定します。
タスクの作成ー条件

オプション 意味
コンピューターをAC電源で使用している場合のみタスクを開始する 常に実行したいのでオフにします。
タスクを実行するためにスリープを解除する スリープ中でも実行したいのでオンにします。

タスクの設定(設定)

[タスクの設定]-[設定]は特に設定する必要はありません。以下の設定の通りになっているか確認してください。
タスクの作成ー設定

特に[スケジュールされた時刻にタスクを開始できなかった場合、すぐにタスクを実行する]と[タスクが失敗した場合の再起動の間隔]については、オフにします。

上記設定がオンになっていると、シャットダウンに失敗した場合、後でPC起動直後に自動シャットダウンタスクが実行されてしまうためです。

設定完了!

以上で設定完了です。[OK]ボタンを押下します。

すると、認証画面がでるのでユーザー名とパスワードを入力します。
認証画面

この認証はタスクを実行するユーザーを認証するために使用されます。

認証については1点注意が必要です。ユーザーのパスワードを変更した場合、タスクの編集画面を開き、再度認証を行う必要があります。これをしないとタスクが実行されません。

まとめ

お疲れまでした。これで「自動シャットダウンタスク」の完成です!少し手間ですが、一度設定すればシャットダウン忘れがなくなりますよ。

また、これを応用すれば、「常時起動しているPCで、時々再起動してリフレッシュさせる」なんてこともできますね。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
また読んでくださいませ。
そんじゃーね。

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