Visual Studio CodeのSettings Sync拡張機能で設定を同期する方法
ここでは、Visual Studio Code（VSCode）の「Settings Sync」拡張機能の使い方を記載します。「Settings Sync」を使用するとVSCodeの設定や拡張機能をほかのPCと同期して使用することができます。具体的には以下の設定や拡張機能が同期されます。
- 設定ファイル (settings.json)
- キーバインディングファイル (keybindings.json)
- デバッグ構成ファイル (launch.json)
- スニペットフォルダ (Snippets)
- VSCode拡張機能と設定 (extensions.json)
- ワークスペースフォルダ (Workspaces)
とても便利な「Settings Sync」ですが、設定が若干わかりづらいので、ここではその設定方法を記載します。GitHubアカウントが必要ですので、あらかじめ取得しておいてください。（無料です）
手順
GitHubにログインし、[settings]を選択する。
[Developer settings]を選択する。
[Personal access tokens]を選択する。
[Generate new tokens]を選択する。
[Note]に分かりやすい名前を入力する。
ここでは「VSCode」と入力しています。
[gist]のチェックをオンし、[Generate token]をクリックする。
クリップボードアイコンをクリックし、アクセストークンをコピーし「メモ帳」などにメモします。
アクセストークンはSettings syncに設定する際に使います。
[Your gist]を選択する。
[Create a gist]を選択する。
必要な項目を入力し、[Create secret gist]をクリックする。
ここでは、Gist descriptionに「VSCode」、テキストエリアに「#VSCode」と入力します。テキストエリアの文字列は後でVSCodeの設定で上書きされますので、なんでもよいです。
ページ上部の「gist:～」の「～」の部分をコピーし、「メモ帳」などにメモする。
後程、Settings syncに設定する際に使用します。
Settings syncをインストールする。
「拡張機能アイコンをクリック」->「syncを入力」->「Settings syncを選択」->「インストール」ボタンをクリックします。
「高度なオプション」をクリックする。
Ctrl+Shift+Pでコマンドパレットを開き、「sync」を入力する。そして「高度なオプション」を選択します。
「設定を開く」をクリックする。
設定画面で、先ほどメモした「Gist ID」と「アクセストークン」を入力する。
必要に応じて、「自動アップロード」「拡張機能の削除」「拡張機能の同期」にチェックを入れておくと、以降は自動で設定をアップロードできます。もちろんコマンドパレットから「アップデート・アップロードの設定」を選択して、任意のタイミングでアップロードもできます。
アップロードを実行する。
Ctrl+Shift+Pでコマンドパレットを開き、「sync」と入力する。そして、「アップデート・アップロードの設定」をクリックします。
これでアップロードが完了です。
長かったですが、これで設定が完了です。他のPCでも同期させたい場合は、同様の設定を行えばVSCodeの設定を同期することができます。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
また読んでくださいませ。
そんじゃーね。
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