【公開編】Visual Studio Code拡張機能の作り方
【入門編】Visual Studio Code拡張機能の作り方では、Visual Studio Codeの拡張機能の作り方を紹介しました。この記事では作成したVisual Studio Code拡張機能をパッケージ化する方法を記載します。
準備
VSCEをインストールする
まずは準備として、パッケージ化(vsix化)に必要なVSCEをインストールします。
npm install -g vsce
Personal Access Tokenを取得する
Azure DevOpsでPersonal Accessを取得します。
手順は、Microsoftが公開している手順を参考に進めます。
手順
package.jsonにpublisherを追加
package.jsonに
publisher
プロパティを追加します。これは拡張機能の作者を表すプロパティになります。{ "publisher": "kissy", "name": "vscode-blogger", "displayName": "VSCode Blogger", "description": "upload markdown to Blogger", "version": "0.0.1", "engines": { "vscode": "^1.40.0" }, "categories": [ "Other" ], ...(省略)...
README.mdを編集
ジェネレータで作成したままのREADME.mdではパッケージ化できませんので、拡張機能に合わせて修正します。ユーザーが最初に見るドキュメントですので、とても重要なドキュメントです。機能、要件、インストール方法、使用方法などを記載して、README.mdを見ればユーザーがすぐに使用できるようにします。
パッケージ化(vsix化)
パッケージ化するために、VSCodeのターミナル上でpackage.jsonのあるフォルダに移動し、以下のコマンドを実行します。すると、VSIXパッケージが作成されます。
vsce package
vsixでのインストールとテスト
Marketplaceで公開していないローカルのパッケージは、拡張機能のメニュー(…-[VSIXからのインストール…])からインストールします。
マーケットプレイスへ公開
以下のコマンドを実行してマーケットプレイスへ公開します。
vsce publish
最後まで読んでいただきありがとうございます。 また読んでくださいませ。 そんじゃーね。
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